NAOKO
奈央子(NAOKO) 略歴
1980年生まれ。九州・佐賀県出身、東京在住。二人姉妹の次女。
東京女子大学卒業後、転職メディアを運営するエン・ジャパンに入社。中途採用の広告制作を手がけるコピーライターに。最大20名のライターを率いるマネージャーを経験した後、2014年にフリーランスに転向。インタビュアー、インタビューライター、ブックライターとして活動している。ライター歴21年・フリー歴10年。
2015年に出産し、一児の母に。
好きなこと:ゆったりとした空気、内省、親しい人と物事の理解を深めていく時間、知らないことを知る、言葉を大切に扱う、活字を眺める
ストレングスファインダー:共感性、最上志向、個別化、親密性、運命志向
ライターとしてのインタビュー実績:https://www.inomata-naoko.com/work/
人に話を聞いてもらうことは、心のケアになる
話の中身はなんでもいい。有意義な話じゃなくてもいい。
天気の話でも、ひとから聞いた話でもいい。もちろん、大事な話でもいい。
「私はね、こう思うのよ」「昔ね、こんなことがあったの」。
ふわふわとただよい、行く宛てのない言葉を
「うんうん」「そうか」「それはたいへんだったよね」「それはうれしかったね」と聞いてもらえること。
共感でも批評でも、アドバイスでもなく、
ただ素直に話し、ただ素直に話を受けとってもらうこと。
とっても単純なようで、意外とむずかしい
そんな言葉のやりとりが、心のケアになると私は考えています。
これまで私は20年以上にわたり、ライターの仕事をしてきました。
人の話を“聞いて、書く”仕事です。
インタビューライターとして“聞くこと”は、実はとても能動的です。
話し手と聞き手が共鳴しあったり、ときに作戦をねったり、いっしょにコンテンツをつくっていく共同作業です。
そのおもしろさ、すばらしさを、私はよく知っています。
一方で、もっと自然に身を任せるような、いっしょに川のせせらぎを聴くような、
ただただ人の話を聞く試みをやってみたい。そんな想いでこのサービスを立ち上げました。
ここでは、なにが生まれるでしょうか。いや、なにも生まれないかもしれません。
それでも、いっしょに。何かを得ようとする目的意識は一旦脇に置いて、
のんびりと、ゆったりと、心からの言葉を交わす、ぜいたくな時間をあなたと味わってみたい。
ぜひ一緒に、体験いただけるとうれしいです。
2024.12 奈央子